~シルクロードの終着点 宗像への旅 宗像Vo.3~
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魚屋別館の朝食。鮮魚の胡麻茶漬けは絶品。
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神湊海岸に面して立ち、海岸を見渡すロケーション。
海の町で美味しい海の幸!
やはり宗像の旅のいちばんの楽しみは、海の幸をこころゆくまで味わうことだろう。海岸近くや幹線道路沿いには、海鮮丼や刺身などを食べさせるドライブインやレストランが点在し、どこも親戚の漁師さんから魚を仕入れているため新鮮。しかしせっかく旅で来たのなら、1泊して夕食に海の幸を堪能するのがおすすめだ。たとえば福岡に出張した折に、福岡市内で泊まらずに宿泊だけ宗像にするという手もありだろう。宗像は海女発祥の地といわれているだけあって、海女漁であがったさざえやあわび、ウニなどが絶品。また、寒いうちは幻の高級魚アラやふぐも楽しみだ。もちろん玄界灘の魚の種類の多さと美味しさは言うまでもない。
たとえば「魚屋別館」は宗像の老舗割烹が営む、こぢんまりとした旅館。ちょうど神湊海岸をみわたす場所に建っており、夕方浜辺の散歩をしたあとに、美味しい夕食を堪能するのにぴったり。魚屋別館では素材をいかした創作懐石を堪能できる。そして、朝の楽しみは名物「鮮魚の胡麻茶漬け」。すりたての胡麻の香りが香ばしいタレでいただく。
帰りには、「道の駅 むなかた」に寄ってみよう。鐘崎、大島の漁港をはじめ、地元で採れたばかりの魚介や福岡のソウルフード「おきゅうと」や明太子も。9時の開店とともに、バーゲンセールのような賑わいとなるため、早めの時間に立ち寄りたい。
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冬は幻の高級魚アラの鍋を賞味したい。
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道の駅むなかたに並ぶ獲れたての魚。
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朝9時から大賑わい。午前中にはかなり品薄に。